GAN-RENDAI

Name of United Graduate School of Agricultural Sciences:Tottori University
Assigned university:Tottori university
Specialized field:施設環境材料学
Research theme:内面載荷法による農業用パイプラインの耐力評価に関する研究
Obtained (planned) degree/date:博士(農学) 2022年3月 取得

Message

私は,学部学生の時(当時:生物資源環境学科環境共生科学コース)に農業土木の基礎を勉強し,その過程で農業水利施設のストックマネジメントに興味を持ち,研究室に分属してからは,老朽化した農業用パイプラインの新たな耐力評価手法である内面載荷法の実用化に向けて研究してきました.修士課程では,内面載荷法を適用した遠心力鉄筋コンクリート管(RC管)の管体挙動を再現することを目的に,3次元有限要素法を用いてRC管のモデル化を行いました.博士課程では,内面載荷法を埋設管に適用した際の管体と周辺地盤の力学的挙動を明らかにするため,現場実験と模型実験を実施しました.今後は,博士課程までに学んできたことを生かしつつ,コンクリート2次製品(パイプ,パイル,セグメントなど)のメーカーに就職しますので,これからの社会インフラの持続的利用を見据えた維持管理手法や新しいセメント系材料の研究・開発に携わることができるような仕事につきたいと考えております。

研究室のホームページ:https://sites.google.com/site/kibantottori/

主な公表論文

  1. 大山幸輝,兵頭正浩,緒方英彦,石井将幸,吉原 修:管内面に局所荷重を作用した際のRC管の地盤内挙動評価,農業農村工学会論文集,No. 312, pp. I_53-I_61, 2021.
    URL: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsidre/89/1/89_I_53/_article/-char/ja/